「絵が描けて羨ましい」と言う人がいた

何年か前のことなのですが、

こことは別の所で共通の趣味でつながった方が、

ブログにショートストーリーを綴っている方で、

時々、

 

「私は絵が描けないから、

ブログに絵を載せられる人が羨ましいです」、

 

というようなことをおっしゃっていました。

 

でも、逆に私は、

 

「絵がなくても魅力的な文章が書けて羨ましい」。

 

と思っていたんです。

とてもいい話を書く人なんですね。

 

「そんなに素敵な才能があるのに、

それ以上一体何を求めるの」と。

 

私はその方に絵を描いてとお願いされたこともあり、

人のために絵を描くこともあるのですが、

まあほとんど自分のためです。

 

でも、全然楽ばかりじゃないし、

頼まれるとプレッシャーだし、

文章の方が書ける人が楽に思えて辛い、

ということがありました。

 

でも、どちらも、きっと全然楽じゃない。

 

文章を書くためにたくさん本を読んだり、

勉強した人が、いいものを書けるんだと思います。

 

私も文章を書く事もありますが、

たしかに、それなりのものを書こうとすると、

これがけっこう苦しい。

むずかしい。時間もかかる。消耗する。

 

隣の芝生は青い、じゃないけど、

他人の仕事はなんか楽そうに見えても、

実際やってみるとそんなことはないのだと思います。

 

職場や家庭などでも、

自分と違う仕事をしている人がなんか楽そうに見えたこと、

自分の仕事が正当に評価されていないと感じたこと、

誰しも一度や二度ではないような気がします。

 

「隣の芝生が青いのは、

自分の庭を掃除していないからだ」、

と、誰かが言っていました。

 

誰だったっけ。

 

羨ましい、と思ったら、

なにか怠っていることがあるのかもしれない。

そう思うようにしています。

 

報われないこともあるし、

報われることもある。

 

向かっているベクトルは違っても、

努力の度量は同じくらいか、

それ以上かもしれません。

 

今は音信不通ですが、

私が中学生くらいの頃、美人でスタイルも良くて、

家もお金持ちな友人がいました。

 

でも、その子は、修学旅行の写真でも、

何か学校の行事で撮る類の写真でも、

いつも不機嫌な顔をしていて、

内心驚いたことがあります。

 

私は、

「そんなにいろいろ持っているのに、

まだ不満? 一体何がそんなに不満なの?

もう十分じゃない。羨ましいよ」

と、ちょっとばかり思っていました。

 

でも今考えてみたら、

その子は周りから勝手に「幸せな子」レッテルを貼られて、

ネガティブな面を誰も見ようとしなかったんじゃないか、

だから、「勝手に私の幸せを決めないで」、

と反発していたんじゃないかと思えてきました。

そう考えると、ちょっと腑に落ちました。

 

幸せそうに見えても、

いろいろ抱えているものがあるかもしれない。

逆に、勝手に「結婚してないからあの人は不幸」、

とか決め付けるのも良くないですね。

 

隣の芝生は青い。

ただのひとりごとでした。

 

今週もどうかご無事で。

 

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